月末の司法書士
こんにちは
今回は司法書士の月末についてお話いたします。
決済の日時ですが、基本的には買主様のご都合で決まります。
売主がハウスメーカーであれば、月末決済を条件に値引きしていることもあります。
とにかく決済は月末に集中します。司法書士は月末に向けて準備していると
いっても過言ではありません。
決済事務所であれば、月末の決済は連続で行くこともザラです。
6月30日の私は、9時に一件、10時に一件の決済がありました。
決済がだいたい1時間くらいで終わりますので当然間に合いません。
その場合、銀行に融資の実行をお願いした後に、司法書士補助者と交代して
次の決済に向かいます。
(売主様、買主様の本人確認意思確認及び調印を終え、全ての書類を確認後、
銀行に融資の実行をお願いすることを決済宣言ともいいます。)
補助者が決済宣言をすれば、司法書士法に違反します。
司法書士が決済宣言後に、途中退出することもグレーゾーンかと思います。
(司法書士になりたて後の新人研修でそんなことを言ってたと思います。)
ただ、途中退出できなければ、決済が回らないので、決済事務所であれば
ほぼ同じことをやっているかと思います。(推測ですが・・・)