ある決済
こんにちは
本日は決済のお話をしたいと思います。
売主、買主、不動産仲介、司法書士と集まりましたら、
始めに司法書士が本人確認と記名押印をします。
これは、銀行の融資実行は司法書士の合図で行われますが、
融資実行から買主様の口座に振り込まれてから残代金や各種支払いまで時間が
かかるからです。
融資実行している間に、不動産仲介主導で、買主様に銀行の伝票を書いてもらったり、
物件に関する説明等をしております。(引き渡し後のリフォームの話等も)
決済が終わるまで、だいたい1時間くらいかかるのですが、よくあるのが
全ての説明が終わって、何もすることなく銀行の融資実行が完了するのを
待つことです。
その間は、シーンとしていると気まずいので、世間話をします。
(というか何とか話を広げないと間が持ちません(笑))
私は結構話すタイプなので、買主が子どもを抱えていたら、子育ての話をしますし、
売主買主ともに業者であれば、最近の不動産事情やゴルフの話をします。
大事なのは、売主買主の知らない話題をしないことだと思っております。
(不動産仲介や司法書士はあくまで決済のメインではないと思うからです。)
司法書士はサービス業だと思っておりますので、いかに売主買主を
退屈させないかを心がけています。
だいたい、盛り上がったところで、銀行員がお金をもってきて話が終わります(笑)
司法書士の登記費用は、現金でもらうことが多いです。
後は、売主様の口座に残代金が入金されたのを確認してから解散となります。
ただし、物件に売主様の担保権がついていたら、担保権者の銀行に弁済確認をして
解散となります。
司法書士は、解散した後に抹消書類を取りに行ったり、
住宅用家屋証明書を取りに行きます。
そして、事務所に戻って登記申請をします。